DELF DALF合格のための仏仏辞書のすすめ
今日はフランス語の授業が終わったあと、La Chartreuse de Parmeを読んでいました。現在373ページまで進み、残りが252ページです。
前に書いたとおり土日は基本的に仏仏辞書を使い、電子辞書は使用しません。
いまどうやって本を読んでいるかというと、最初は仏仏辞書も使用せず、単語がわからなくても全体の意味を把握するだけでよしとして読み進みます。ある程度まで読んだら、その後仏仏辞書を引きながら細かいニュアンスまで可能な限り理解しつつ、同じところを再度読んでいきます。平日の場合は仏仏のかわりに電子辞書を使用していますが、そのうち平日もがんばって仏仏辞書を使うようにしようと思います。
ということで、この方法で全体の概要を理解する能力と詳細を理解する能力を強化することができます。これはDELFやDALFのCompréhension des ecritsの対策としてかなり有効です。概要理解も詳細理解もともDELFやDALF合格のためはに必須です。
今日仏仏辞書を使用して気がついたのが、当然ながら電子辞書を使うよりもフランス語に多く接します。単語の説明の中に自分の知らない単語、忘れかけた単語がでてくると、またその単語を調べます。このことが単語を覚えるのにものすごく有効です。なんとなれば単語の意味が印象にのこるような作業を繰り返しているわけです。電子辞書を使うより数倍早く単語が長期記憶領域に入っているように思えます。
自分の考えではDELFのB1を合格した人、あるいはそれと同等の実力がある人はそろそろ電子辞書とにらめっこしながらの学習は卒業する、あるいは卒業する準備をしたほうがいいと思います。フランス語学校に通っている人はすくなくとも授業中は電子辞書を使わないことをお奨めします。
でも電子辞書の仏仏はどうなのか?
電子辞書の仏仏のコンテンツはもっていないので、想像でしかないのですが、本の辞書よりは印象がうすくなり、効果が半減するのではないでしょうか。引くのが簡単ですので。辞書を引く時間がかかるということは悪いことだけではありません。その間はひく単語のことを考えていますから。