DELF B2 受験記 その2

今回はCompréhension des écritsです。

問題は大きく分けて長文読解が2問。

本当に長文です。100語程度のテキストを長文と言っていたりはしません。2題あわせて1500語くらいはありそうなテキストを読んで設問に答えます。

当然のことながらB1のときよりもはるかに難しくなっています。内容はフランスでの物価高騰と日曜日に店を開けることについてのテキスト。前者はtext informatif、つまり著者の考えよりも、情報に重きを置いた構成になっています。後者はtest augumentatif。こちらは著者の意見、賛否、その理由などがかかれています。

B1のときはおそらく難しい語彙、表現は簡単なものに置き換えられていたと思いますが、B2のレベルではおそらくそのままで出題されていると思います。また表現も微妙な言い回しが多かったり、よく読むとconditionelで反対のことを意味していたりで、一筋縄ではいきません。

さらにDELF/DALFの特徴として、選択肢の問題にもjustifierを要求される、つまりは何故その答えを選択したのか答えなければならないものがあります。こうなると偶然正解になるということはまったく期待できません。

さすがにB2のレベルで要求される「複雑なテキストの要点を理解する」にかなった問題だったと思います。

つづく

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